Subversion(TortoiseSVN)でマージする方法(手順)(2) バージョン1.4以前
機能ブランチのマージ方法について説明しましたが、
サーバ・リポジトリ・クライアントが3拍子揃って
バージョンが1.5以上でないと利用できません。
同じことを、従来バージョンのサーバ・リポジトリでもやりたくなりました。
ただし、クライアント(ご自身のPCのTortoiseSVN)は1.5以上に
アップデートしているものとします。
(ご注意)
このページをご利用になった結果の影響については、
一切責任を負いませんので、あらかじめご了承願います。
	- 「branches/v3/」を「trunk/」よりリビジョン17で分岐した
		機能ブランチと考えましょう。
		trunk側へはいろいろと新機能が入っていますが、
		ブランチ側も別で専用の機能を入れていっています。
		ここでは、現時点での本線(すなわちtrunk)へ適用されている
		すべての内容をブランチ側へすべて反映させます。
	
	
 - 「branches/v3/」のコンテキストメニュー(右クリックメニュー)より、
		[TortoiseSVN] → [マージ]を選択します。
		このとき、目的のフォルダそのものを選択してもよいですし、
		目的のフォルダに入ってファイル以外の空白部分を選択してもかまいません。
		基本的にはフォルダ以下すべてをマージしますので、
		単一ファイルを選択しないように注意してください。
		
	
	
 - 「異なる2つのツリーをマージ」を選択して、[次へ]を押してください。
		
	
	
 - 今回は「branches/v3」へ「trunk」をマージします。
		「元」のところへは、「branches/v3」のURLを入力してください。
		古いバージョンのSubversionは過去にマージをした内容は何も記録していませんので、
		リビジョンの始点を間違えないように指定してください。
		最新のリビジョンを指定すると、これまでブランチへコミットした内容が
		反映されないことに注意してください。
		今回の場合は、リビジョンのところへは「17」をセットすることで
		分岐した時点を基準にすることができます。
		「先」のところへは、「trunk」のURLを入力してください。
		今回は全部を対象にしますので、最新のリビジョンを指定します。
		作業コピーのところは、マージされる先(右クリックしたところ)を表示しています。
		準備ができたら、[次へ]を押してください。
		
	
	
 - マージする深さを選択します。
		「作業コピー」を選択した場合は、
		作業コピーをチェックアウトしたときに選択した階層に依存します。
		準備ができたら、[マージ]を押してください。
		
	
	
 - もし、マージの途中でコンフリクトが発生した場合は解決させてください。
		その場で解決しても、あとで解決しても、どちらでもよいです。
		
	
	
 - マージが完了しますので、
		正しくマージされていることを(プログラムの場合はきちんと動作することを)
		確認してください。
		
	
	
 - 確認できたら、忘れずにコミットしてください。
		
	
 
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Last modified: Mon Oct 20 18:00:00 JST 2008