第 6回 リーダー落選そして行方不明となったレッドの謎
- 久しくお茶会にも顔を出さなかった 元リーダーのレッド。
先般の選挙では退廃してしまい、家で例の980円の焼肉を食べながら
ぐれていると言う話も‥‥。
- 研究室では昼食会係をつとめているブルーとレッド。
しかし、お弁当屋さんに会ったことすらないレッドに対して
ブルーはとうとう挑戦状を送ることに‥‥。
ブルー「あしたこそ、9時に来てお弁当屋さんにお金を払わないと、
罰金お茶菓子だぞ。」
- 翌朝レッドは現れた。
レッド「もう早起きなんかこわくないぞ。」
いつも夕方来るレッドに、果たして生活改善は見られるのか。
しかし、やはり以後数日間はとうとうレッドを見ることはなかった。
そんなに980円がいいのか。
- 突然のある日。何を思ったか、レッドはいつもさぼっているお茶会に出席。
しかも、新しい2,000円もする清水焼の湯飲みを持っているではないか。
ちなみにピンクの「世渡りの道湯飲み」は300円。
一同、「おおっ!!」。
これで利き茶連、5人揃ってまるく解決かと思われたが‥‥。
- この頃、研究室には来年以降配属となる3年生が見学に。
学科のおきてで、希望する研究室はあらかじめ見学して、
担当教員のハンコをもらっておくことが必要だそうな。
- 先生 「その辺に赤いのないかなぁ。」
レッド「あぁ、ぼくです。じゃなかった。持ってます。」
さすがはレッド。こう見えたって、さすがは元リーダー。
先輩としての威厳は沸騰中。
- カバンを開けて朱肉を捜すが、でも、出てこない。
レッド「おかしいなぁ‥‥。」
ここで、なんと腕が買ったばかりの清水焼にごっつん。
湯飲みは、机からひゅーっと下へ向かって落下。
あわれ、2,000円は破片への運命を‥‥。
朱肉は出てこなかった。
頑張れレッド。あきらめてはいけない。利き茶連はまだまだこれからだぞ。
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Last modified: Thu Sep 12 20:00:00 JST 2002